MIXや動画の依頼しちゃう？？

気分を害されたらごめんなさい。でも事実なんです。

レベルは違えど頂戴する絵の９割近くでなんらかのはみ出しや塗りもれがあります。

でははみだしがこれがあるとどんな不都合があるかをまず記します。
  
素敵なミクさんイラストはこちらからお借りしました。
https://commons.nicovideo.jp/material/nc20620

綺麗なミクさん


先の絵に動画処理でよくやる単色化(白)＋縁取り(黒)をかけるとこうなります。



よく動画でみますよね。

では次がはみ出しがある状態でこの処理を掛けた場合です。



頭部のところに黒いもやがあります。
これは縁取り処理の影響。
色があるところに対して縁取り処理(黒)がかかるのでこんな具合になるわけです。

下の絵が処理前のものでわざと汚したので分かりやすいぐらい汚れていますが
もっと薄くてもこんなことが起こります。



ということではみ出しがあるとこういった不具合があるわけです。
これ以外にもイラストを動かすとこのゴミも一緒に動くので結構目立ったりします。
 
 これの見つけ方ですが拡大しまくって見つけるという物理攻撃もありますが・・・
楽な方法があります。
GIMPというフリーの画像処理ソフトを使えば秒でできます。

イラストをGIMPで開きます



背景なくてもかわいい。
ツールボックスにある懐中電灯みたいなやつを選びます。
※自動選択です・・・

そしてツールオプションにあるしきい値を０にします。
※多分デフォルトでは10とか20とか入ってた気がします。




この状態で透明と思われるところをクリックすると
１００％透明(絶対に色がないところ)だけを選択してくれます。
これがしきい値０にする意味です。

すると・・・



こんな感じで本来ならミクさんだけが選択されるはずなんですが
ゴミ(本来透明なところに色がある)があるのでここも範囲選択される

という判別。
後は簡単。消しゴムで消したり、自由選択で囲ってカットするなり。

凝ったものを作ろうとするとカメラ制御が必要になってきます。

カメラ制御がいるいらないの判断基準？でも書いてみましょう！
※私の作り方による判断です。

＜カメラ制御いらないケース＞
1枚絵(背景あり）に歌詞入れするだけ

＜カメラ制御いるケース＞
複数枚のキャラ絵を動かすとき

作った動画でいうとって実際みてみるとなんだかんだどれもカメラ制御使ってた・・・

絵やら文字やらに奥行きをつけたい場合はカメラ制御必須ですね。。。
んー、私も最初はカメラの動きが？？？で全然わかりませんでしたが
カメラのxと目標xを同じ量だけ動かせば基本うまくいくはずです。

わらにもすがる思いで来た人には詞ね！！って言われそうな内容だけどおわる。

x264.r2377からx264.2705kMODに更新

みんなきっとエイリアンエイリアンしたいはず・・・
ってことでAviutlの本家っぽいプロジェクトファイルを作ってみた。
そっくりそのままではありませんがほぼ本家っぽく見えるはず。
 
☆使ってくださる方々へ
・改変ご自由にどうぞ
・投稿先どこでもOK
・当方のクレジット不要です
・利用連絡も不要です
 
使っていただけたら・・という思いで公開しているのでご自由に！
ただし本家のナユタン星人様には感謝の念、気持ちを必ず示す意味合いから

必ず動画投稿文に本家様へのリンクを入れてください。

ルールはこれだけ。

＜重要＞
最近youtuber(特にvtuber)さん系でオケ音源やネタ音源等をお借りしておいて
本家様やその配布元を明示しない（URLリンクしない）というのを散見しており、
こういったことが続く場合は当方配布品を「youtube投稿禁止」にルール変更する場合も
ありますので日々の活動にはご注意ください。

特に許せないのが収益化してる方です。
プロの方含め善意（無償）で提供してくれているのにそれを使って
金を稼ごうなんて解せぬ。

私のはただただマネッこしただけなので明記不要ですが
オリジナルに対しては謝辞を込めて提供元を明示すべきです。
 
==必要なソフト==
aviutl+拡張編集
(私の環境はaviutl ver1.0、拡張編集ver0.92)
 
==必要な素材==
(1)プロジェクトファイル
これがないと始まらない。
ここからダウンロードしてください。

https://bowlroll.net/file/127202

ダウンロード鍵
alien


(2)音源
当たり前ね・・・MIX後の音源をご用意ください
また本家音源で作っていますのでMIXして出だしやエンドの時間が変わっている場合は
必要に応じて編集してください。

(3)イラスト
主役＋主役拍手verと拍手ボーイ＆ガール４名が必要

(4)フォント
 「コーポレート・ロゴB」というフリーフォントを使っていますので
各自ダウンロードしインストールしてください。
※これを使わないと歌詞レイアウトを全部調整する必要があります。

<フォントのダウンロード>
※当たり前ですが直リンしてませんのでリンクからたどってダウンロードしてください。

http://logotype.jp/

こちらのサイトから「ロゴ系フォントDL」に飛んで
「「コーポレート・ロゴ」フォントのダウンロード」の記事の下のほうにある

Bold版ダウンロード（ver. 1.1）

からダウンロードしてください。

==動画編集==
ここからがaviutlの編集になります。
編集が必要になるのは以下４つ。
 
(a)音源差し替え
(b)イラスト差し替え
(c)イラスト位置調整
(d)目ピカの位置調整

具体的な説明の前にレイヤーの並びについて簡単に説明しておきます。

 

上から背景、歌詞１、歌詞２・・・歌詞９などなどと並んでいます。
背景や歌詞、タイトル系は変更不要なのでレイヤーロックしています。
（レイヤー名の右上の三角マーク）
逆に言えば、それ以外のレイヤーにあるオブジェクトは変更が必要ということになりますが
そんなに大変な作業ではないと思います。

今回はこの画面に加えて、シーン機能を使っています。

 

拡張編集画面のRootと書かれたところをクリックするとリストがでてきます。



今回の動画では２つのシーンを作っており

「光る目」

「光る目-short」

があります。
主役の目がピキーンピキーンとなるヤツ。
あれだけをここに作っています。

最初はシーンなど使わずに作ってたんですがラスサビのあたりで
このピキンピキンを増やすとaviutlが落ち始めたのでシーンに切り替えたという裏話です。

ということでピキンピキンの位置調整はシーンでやらないとダメだよっていうことを
頭に入れておいてください。

全体の説明はこれにて終了。

ではでは詳細な編集について

(a)音源差し替え
これはそのまま用意した音源に入れ替えるだけ
音源レイヤーにある音源を差し替えてください。

(b)イラスト差し替え
主役（主役.png)
主役拍手1(拍手01.png)
主役拍手2(拍手02.png)
拍手ボーイ1(少年A01.png)
拍手ボーイ2(少年A02.png)
拍手ボーイ3(少年A03.png)
※面倒だったのですべて少年で作ってますが本来なら４人分必要

以下は拡張編集の拍手部分です。

 
 
動作が一瞬なので少年A02.pngは１フレーム分だけになっています。（下の赤丸のやつ）

 

 絵を差し替えるときは小さいですが編集モレないように注意してください。

キャラクターの反転や移動

ガンガン動くものではないし、同じ動作の繰り返しだけなので流用することを考えて
すべての動作は画像オブジェクト内に埋め込むのではなく座標フィルタ、反転フィルタを使っています。
ちょうど画像が上にあるのでそれで説明すると拍手シーンでは

画面外から人がニョキっとでて拍手して退場

という動きですが入退場は座標フィルタで設定しています。
主役がプリプリと反転しますがこれも反転フィルタで設定しています。

(c)イラスト位置調整
イラストの差し替えが終わったら位置調整をやってください。
やり方としては以下を推奨（多分楽なはず）

c-1)各画像オブジェクトで位置調整をする(出したいところに置く）
※主役ならセンター、拍手ちゃんたちはそれぞれ右左ナナメってな具合に。

c-2)位置調整が終わったら座標フィルタで登場部分の位置調整をする

まぁ・・・パワー作業なところなので地道にやってください。。。

(d)目ピカの位置調整
最後に目ピカ、ピキンピキンの設定です。
私のイラストとは目の位置も幅も違うと思うので、ピキンの位置はズレていると思います。
この調整をします。

＜注意＞
目ピカの位置調整は主役が反転してないときで調整してください。
反転の目ピカはラスサビに少しでてくるだけなので通常時に調整するほうが後々楽です。
-->イラストのセンターがしっかり取れてる絵だとこんなこと考えてもよいんです・・・
　反転しても目の位置同じだし。

 

ピキン、ピキンしてますね。

 

目ピカの部分です。
ここの変更は最初の説明にチラっと書いた通り、シーン機能で表示しているので
ここでは変更できません。
ということでRootをクリックして、光る目に切り替えてください。

切り替えるとこの画面になります。



左上がRootから「光る目」に切り替わって、いっぱいあったオブジェクトが無くなって、
円と書かれたのだけになります。
これが正解。
ここの１１個で目ピカを作ってます。

共通1 : 横にすごい長いヤツ
左1-5 : 左目のピカン
右1-5 : 右目のピカン

光る目とRootと切り替えながらいい位置に調整してください。
頭のいい人はこれをRootにコピペしてRootで調整して、
このシーンに戻すという方法に気付くでしょう・・・

実は目ピカには２種類あってこれは通常ver。

作っているとどうも短いバージョンもあるのが分かって作ったのが
「光る目-short」

ということでこちらも位置調整してください。
光る目と光る目-shortの違いは終わりが１フレーム(１コメ）短いだけ。
つまりは光る目を調整したら、光る目-shortにコピペして最後を全部１コマだけ
短くすればいいんです。

はい、できあがり。
きっとこの説明でできる人はこんなプロジェクトファイル使わなくても
ささーっとできちゃう人なんじゃないかなーとか思ってしまった。。。

若干面倒くさいけど悩んだ人はツイッターにでも質問ください。
アカウントはぐんびで探してこの人っぽい！って人にどうぞ。

こんな内容があってもいいのかなーってことでテストとして新しいカテゴリーを作りました。

主な内容はタイトルにも記したとおりで

・作成時の苦労したところ
・作成者としての見所

なんて視聴者様からしたらどーーーーでもいい内容です。
自己満カテゴリーという別名でしょうかｗ

せっかくなのでオリジナルとして作成したモノはすべて記事化していきたいなー
と今のところ思っています。
※私が飽きなかったら・・・

初回なので趣旨説明にて終了。
次回から実際の作品について書きたいと思います。